こんにちは。大人かわいい動物ジュエリー作家のさちこです。
今日は私の人生を最も変えた本のひとつ。
『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』をご紹介したいと思います。
この本は私が以前読んだことのある『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者が書いているという事で、興味を持ちました。
↑この本は、男と女の違いを脳科学的視点から解説されていて、パートナー間で良くケンカの種になる様なことは、脳の違いなんだよ~という内容でした。
結構古い本ですが、面白いので、特にパートナーにイライラするなんて方におススメですw
誰も持っていなかった自分の脳の取り扱い説明書:RAS
さて、ブレイン・プログラミング に戻ります。
テレビ番組で紹介されたこともあり、ご存知の方も多いと思います。
まず衝撃的だったのは、なんといっても
という事実です。
脳科学もついにここまで来たかって感じ
これまでは、人類の課題ともいうべき、
- どのように人生を良くしていくか
- どうすれば夢が叶うのか
- どうすれば幸せな人生を手に入れられるのか
について心理学、行動学、自己啓発、成功哲学、宗教、占い、おまじない、風水、スピリチュアルなど、様々な分野で
私たちはこういう傾向にあるよ~
と、何となくこんな感じだろう、きっとこうなんだろう、というふわっとした説があるだけでした。
例えば、
- イメージトレーニング
- アファメーション
- 手帳に夢を手書きする
など、様々な手段が信じられ、実行されてきました。
書籍もたくさん書かれています。
有名なところでは、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する〈上〉』で紹介されています。
要するに、夢を叶えるためには、自分の意識を変えればいいということ。
それは今までも様々な分野で、言われてきたことです。
でもそれを証明することは難しかった。
胡散臭いと思われたり、変な宗教に利用されたり…
もっと科学的な話をしようよ
なんて言われたり。
RASの発見とその後の研究により、
それまで言われてきたそれらの事を実際に行っているシステムが、
脳の中にあることが科学的に証明されてきたのです。
すごい!
引き寄せの法則や成功哲学などに興味をもっていた私は、
根拠が脳科学的に証明されたことで、
意識が現実を変えるという事に更に興味をもち、関連書籍をたくさん読みました。
そして自分や、近しい人にも実践してもらい、検証してみました。
RAS(網様体賦活系もうようたいふかつけい)とは
私たちの生物としての働き、おなかがすいたら食べる、寝る、起きるなどや、
心臓や肺などを絶え間なく働かせるなど、生命活動の維持をRASが、してくれているらしいです。
そして、私が最も驚いたのは、RASは意識レベルのコントロールにも関わっていて、
私たちが関心がある物事に関係する情報を集めるという働きがある。
逆に、関心がない情報はシャットアウトされるということ。
これって、カラーバス効果ですよね。
そんなの信じないというタイプの人であっても、その人を観察していると、そういう現実を選んで認識しているなぁと感じずにはいられません。
つまり、自分は悪くない(原因はない)、自分以外に原因があると考える人は、「あの人のせいで、この出来事のせいで、私はこんなに不幸だ、迷惑している」と思える現実を、選んで見ているように見えました。
RASの取扱説明書
ブレイン・プログラミング は、RASの紹介とともに、
RASをどう活用すればいいのかというRASの取扱説明書に様なものになっています。
よく言われるのは、自分の収入に関して、同じ金額であっても
これだけしかない…
こんなにある♪
と思うか、でその後も、これだけしかない現実を見るか、こんなにある現実を見るかが変わります。
ありがたいことに、どうすればいいのかという方法を考える必要はないそうです。
それこそRASが意識を向けたことが現実になるように、無意識に情報を集めるからです。
実際私はお金をもっと引き寄せようと思い実験してみましたが、自分で対策したこと以外にも、思いもよらないところからどんどんお金が集まってきた感じでした。
気を付けなければいけないのは、RASには善悪を判断する機能はないという事です。
分かりやすい例えで言えば、100万円欲しい!とだけ思っていると、何か大切なものを失って100万円を手にすることになるかもしれない。
まとめ
ブレイン・プログラミングで紹介されている脳のシステムRASについて書いてみました。
なぜなら、神様がそうしてくれる、妖精が願いをかなえてくれる、おまじないで、なんて言われることより、
私にとっては断然信じられるからです。
多くの本や、言い伝えなどで言われていることは、経験則として正しいことが多いとは思いますが、
脳科学が追い付いてきたので、
それを科学的に証明できるようになった。
『足るを知る』とは、今あるものに感謝しましょうという事ですが、
『満足したらそこで終わり』と考えている人も多いです。
ハングリー精神は、努力するエネルギーになりえますが、
足るを知らなければ、いつまでも幸せを感じることはできません。
どんなに成功しても、足りない部分を探し出して、
自分はまだ足りない、まだ満足してはいけないと、感じ続けることになります。
このRASの働きのおかげで、私の選んだ道は肯定されたように感じました。
今の自分を肯定すること、今あるものに満足すること、今まさに幸せだと感じることが、
次の現実も、そのように変えていくのです。
それは、今幸せになればいい、今のままで、幸せだ~と感じてもいい、
というとてもやさしい科学的真実。
成功からどん底を味わった著者が、RASを活用して、また成功を勝ち取ったお話しとともに、
RASの活用法も具体的に書かれています。
ぜひ多くのひとに、読んでもらいたい一冊です。
ではでは。
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