生き方を教える動物たちの魅力 私が絶滅危惧種のジュエリーを作る理由

essay

こんにちは。

ジュエリーアーティストの千田紗知子です。

私は主に絶滅危惧種をモチーフにした動物ジュエリーを作っています。

今日はなぜ私が絶滅危惧種の動物たちを作るのかを書きたいと思います。

彼らは私をずっと励まし、生き方を教えてくれています。

私を含めて、多くの方が動物たちにこれほど魅力を感じるのは、

たくましく生きる彼らの生きざまが、超かっこいいから。

だと、思ってます。

動物たちは、人生に迷っている方や、自信を失いかけている方など

頑張って生きている私たちを応援してくれます。

動物たちが教えてくれるかっこいい生き方

長い間、自分でもよくわからなかったのですが、

私が野生動物、とくに絶滅危惧種に魅力を感じるのは、

きっとその並外れた「特徴」ゆえです。

高校、大学と生物学に私がのめり込んだのも、

生物のことをもっと知りたいと思ったからです。

ハシビロコウの魅力

例えば、最近巷を賑わせているハシビロコウ

別名「動かない鳥」は

本当に動きません。

何年も前、動物園で初めて見たときには、

テーブルの上のあるはずのティッシュを探していて、ほんとに全然なかったのに

突然、やっぱり目の前にあって、すごくびっくりする時のように

どこに動物がいるのかな?・・・と探していて、

突然、目の前に、思いのほか大きな鳥が

さっきからずっといたことに気づいて、

めっちゃびっくりしました。

しかも私がびっくりしても、そのまま全く気にもせずに、動かなくて

哲学的な顔をして、まるで全てを悟っている神様の様でした。

恋に落ちた瞬間です❤

残念に見える特徴の、理にかなっている理由

ハシビロコウは、

アフリカの湿地に住んでいて、長い脚で水の中に立っています。

じーっと動かずに、ずっとたたずみ、

魚が自分を枝と間違えて、近くを無防備に泳ぐのを

ただただじーっと待つのです。

そして、魚がふら~っと近くを泳いだ時に、

大きな羽をばさ~っと広げながら、

さすがペリカン科!という、あの特徴的な大きなくちばしで

がばーっと食べます。

その行動から、良くあの体を支えているなと思うほど細く長い脚や

なぜ「動かない鳥」と呼ばれるようになったのか、納得できます。

このように、一見「なんでそうなった?!」と思うような特徴も、

実はその生活環境を知れば、「なるほど!理にかなっている」と感心させられます。

私はこの面白さにハマり、生物学にのめり込んでいきました。

全てを受け入れてたくましく生きる

そういう動物の一見へんてこな特徴と、とてもまっとうな理由を知るほどに

私の動物たちへの愛は、増していきました。

全ては完璧なのです。感心してしまいます。

彼らは、何の疑問も持たずに、すべてをありのままに受け入れて、

淡々とたくましく生きています。

むしろ、尊敬なのです。

 

きっと私たちが、ハシビロコウだったら、

なんだか脚が細すぎないかしら…

とか

じっと動かないなんて、人生を無駄にしているんじゃないかしら…

とか

そもそも、もっといい方法がほかにあるんじゃないかしら

なんて考えてしまうのです。

すべては意味があり、完璧であると知る

生物学の授業は、毎回面白かったのですが、

この蛾の話は、とても印象に残っている話のひとつです。

白いモスと茶色いモスの話

オオシモフリエダシャク 工業暗化 または 自然淘汰 Wikipedia

記憶があいまいだったのでウィキペディアで調べてみたのですが、

分かりやすく物語風にお伝えしますね♪

昔あるところに白い森に住む、白いモスがいました。

このモスはある一定の割合で、茶色いモスも生まれました。

白い森では、茶色いモスは目立ちすぎて

ほとんどが食べられてしまっていました。

でも茶色いモスはある一定の割合で、生まれ続けました。

あるとき、人間の悪い行いで、煙がモクモク出て、

白い森は一瞬で茶色い森になってしまいました。

今度は、白いモスは目立ちすぎてしまいました。

すぐさま白いモスは食べつくされてしまいました。

しかし、茶色い森では

茶色いモスが生き残りました。

その後生き残った茶色いモスは、数を増やしていきました。

今では一定の割合で、白いモスが生まれています。

次の環境の変化を生き延びるために。

はい、超かっこいいですね。

動物たちは、環境に合わせて長い長い年月をかけて、進化してきました。

その背景には多くの淘汰された性質もあります。

でもそのどれ一つとして、無駄ではないのです。

私がテキサスの大学で、生物学専攻なのに、

アートにのめり込んでしまい、副専攻にしちゃったことも、

無駄ではないのです。

全てを受け入れて(明らめた上で)どう生きるかは自分次第

私は日本では大体いつも「出る杭」で、周りになじめずに生きてきました。

そんな自分を、並外れた特徴ゆえに絶滅の危機にさらされている動物たちに

重ねているのかもしれません。

その特徴はもしかしたら、残念と言われてしまうかもしれません。

もしかしたら、絶滅してしまうかもしれません。

でも、それをどうしていくかは自分次第だと思います。

こんなに健気に、

たくましく、

潔く生きている動物がいるということを

知れば知るほど

私も頑張らなきゃ☆と励まされます。

そして私が励まされたように、

動物たちの生き方が、

そして例えば、私の動物ジュエリーが、

だれかの励みになれば嬉しいです。

 

そしてそんなことどうでもいいくらい、動物ってかわいいのです。

ま、これが1番の理由ですねw。

私が絶滅危惧種の動物ジュエリーを作る理由でした。

ではでは。

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