ヤマトヌマエビ 繁殖に挑戦してみた☆

つれづれessay

こんにちは。動物ジュエリー作家のちださちこです。

我が家の水槽には、長年買っていた長老のコリドラスがいたのですが、彼がお星さまになって水槽が寂しくなったので、ヤマトヌマエビとレッドチェリーシュリンプを迎え入れました♪

買ってきてすぐに、ヤマトヌマエビがおなかに卵を抱えているのを発見!

調べてみると他のエビに比べてヤマトヌマエビの繁殖は難しいという事でしたが、ダメ元で挑戦してみました☆

さちこ
さちこ

最近ペットのお世話に飢えていたので、かわいくて仕方ない♪

ママエビさん隔離

水槽の周り、ごちゃごちゃしててすみません^^;

隔離には外付けのを利用しました。

右にあるのが汽水を作ったペットボトルで、左にあるのが↓これです。

スドー サテライト S

別売りのエアーと合わせて、水槽の中の水を循環させられます。

↑2つ吐出口の静かな水槽エアーポンプ 3W可調節 水槽に酸素提供 アクセサリー付きエアポンプ

この外付けサテライト、本当は稚魚や病気のお魚さん用らしいです。

小さい虫かごにエアーを入れるのよりも、簡単そうだと思いこれにしました。

でもこれだと脱卵したら、ゾエアが水流で主水槽へ流れて行っちゃうのですぐにエアーを止める必要があります。 要注意です。卵は下に沈むので大丈夫。

 

気付いたらもう脱卵してた!

満月や新月の時に脱卵すると書いてあるブログが多かったので、もう少し先かと思っていましたが、満月の3日前に脱卵していました。

おめでとうございます☆

 

ビフォーアフター。左の画像に比べて、ママエビさんのおなかがすっきりしてるのわかりますか。

ゾエアと卵がどういう状態になるのかが良くわからなかったので、緊張が走りました。

とりあえず、エアーを止めて水槽へ水が戻らないようにして観察。

すると1㎜にも満たないような、水中のゴミみたいなのが1つ、2つ、

フワフワ~っと漂っています。

じ~っと見ていると、たまに、ぴこんっと動き、またふわ~。

sora
sora

か、かわいい・・・

そしてさらに、下段をよくよく見ると、

ゴミではない、丸い薄灰色の卵らしき物体が散らばっていました!

これが

※小さい虫かごに移してからの写真です。

ゾエアは水中を漂い、は粘り気があるのでお互いにくっついあいながら下へ沈んでいく感じです。

お互いにくっつくと言っても全体がひとかたまりになるのではなく、数粒ずつくっついて底に散らばっている状態でした。

卵とゾエアを汽水へ移す

事前に作ってプランクトンを発生させるべく日光に当てておいた汽水を、小さい虫かごへ。

カミハタ 汽水と海水の素 汽水はこれを使い作りました。

 

100均で買ってきてあったスポイトで、ゾエアを吸って汽水の虫かごへ移しました。

まだゾエアは数匹しか確認できなかったので、見える範囲のみを移動させました。

その後で、ママエビさんを主水槽へ返しました。

お疲れ様でした~。

↑汽水に移した後の映像です。

目視できるゾエアが、見るたびに増えている感じでした。

卵から孵っているんですね♪

さちこ
さちこ

小さい生き物って見てて飽きないですね~。ず~っとみちゃう☆

 

ゾエア期のお世話

 

コメのとぎ汁を投入

ゾエア期は2週間ほどで、その間は汽水で暮らし、プランクトンを食べるらしいです。

ペットボトルに作っておいた汽水に水草を入れておきましたが、水草自体が少なくプランクトンが発生しているかわからなかったので、早速お米のとぎ汁を投入することにしました。

数滴を汽水の中に垂らして、かき混ぜます。

エアー

エアーも必要ですが、ぶくぶくの水流が強すぎると漂っているだけのゾエアちゃんは流され続けて餓死してしまうという事で、これもスポイトでこまめにぶくぶくする作戦にしました。

下に溜まりがちなコメのとぎ汁も舞い上がり、適度な水流で良い感じです。

ただとぎ汁を入れた後は、汽水が濁ってゾエアが見づらくなりました。

虫かごの手前の壁を見るようにすると、小さいつぶつぶがぴこんぴこんしているのが見えます。

スポイトで汚れを取り、減った分の汽水を新しく投入

下に沈んだ卵をよけながら、汚れをスポイトで吸い取ります。

減った分の汽水を更に足すという事を繰り返します。

この時期のゾエアは、酸欠や餓死などで死んでしまうらしいのでこまめに行います。

2匹目も脱卵しました

実は1匹目のママエビさんを発見してすぐに、もう1匹卵を抱えているママさんを発見。

1匹目のママさんがすぐに脱卵したので、そのママさん1号を水槽に返してゾエアと卵を汽水に移してから、2匹目のママエビさんも隔離しました。

隔離してすぐ、その日の夜にママエビさん2号も脱卵。

その様子を母が撮影してくれました。

ヤマトエビにも性格があるらしいく、1匹目のママさんは多くの時間を水面付近を泳ぎながら過ごしていたのに対し、2匹目のママさんはこの魚の置物にずっとくっついていましたw

粘り気のある卵がなかなかおなかから取れないようで、足で脱卵を促しているのが観察できました。

さちこ
さちこ

母のカメラワークが上手♪

 

ゾエアから稚エビへ

2週間くらいのゾエア期は、

  • 強すぎないエアーをこまめにやる
  • コメのとぎ汁を足す
  • 下に沈殿する汚れをスポイトで取る
  • 汽水を足す

をひたすら行います。

するとだんだんエビらしい姿になるそうです♪

そうなったら汽水を足す代わりに、水槽の水を足して、徐々に汽水から水槽の水に慣らしていきます。

餌も大人と同じものを食べられるようになるので、コメのとぎ汁ではなく餌を与えます。

水が急速に濁るようになるので、こまめに水替えを行うようにする。

という手順です。

上手に育ってくれたらまた写真を追記しますね。

 

ヤマトヌマエビの繁殖についてこちらのサイト記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました!

アクアハーミットさん ヤマトヌマエビの繁殖方法とその実レポート!

 

振り返り

この2匹のママさんのあと、何回かまた卵を産んでくれました。

何回か試みる中での改善点や感想を追記します。

エアーは24時間

まず、エアーは、スポイトでこまめに というのは限界がありました。という事で、エアーを追加し極細の泡を出す形に落ち着きました。

2つ吐出口の静かな水槽エアーポンプ 3W可調節 水槽に酸素提供 アクセサリー付きエアポンプ

汽水の大量生産

汽水の元は大量に必要になるので、これもおすすめです。

2Lペットボトルに2,3本を用意していました。

米のとぎ汁について

米のとぎ汁は、濁って、水質を悪化させてしまい、私はどうもうまくいきませんでした。

さちこ
さちこ

そのたびに米を研ぐのも大変だし^^;

なので 、こんなのを汽水のペットボトルに追加して微生物を発生させてみました。


微生物の素 メダカの餌 針子 稚魚 金魚

ヒーター

26℃前後がちょうど良いということで、 特に冬だったこともあり、温度計と白熱灯で26℃をキープ。

でも、白熱灯は温度を一定に保つのが難しかったので、やはり水槽用の温度をキープできるヒーターがおすすめです。

ニッソー 水温計(M)

水槽 ヒーター 小型 熱帯魚 ヒーター 水中用 水温管理用 省エネ 石英ガラス 縦横設置 30〜40cmの小型水槽 熱帯魚・観賞魚対応【USプラグ】

ゾエアはとても小さいので、全面的にカバーされているヒーターがおすすめです。

 

ヌマエビさんたちは何度かチャンスをくれたのですが、やはり難しく、成エビにまで育てられていません。

これからも抱卵を見つけたら、チェレンジしていきたいと思います☆

 

 

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました