やりたいことを仕事にすることと、そうした方がいい理由

つれづれessay

こんにちは。ジュエリーアーティストのちださちこです。

今日は私がフリーのジュエリーアーティストなった理由を書きたいと思います。

私の場合は消去法にも近かったので、偉そうなことは言えないけど…

と言い訳をしてから書き出します。

 

 

私はジュエリーアーティストで生計を立てています。

その他にも手帳やさんやB&Bのホスト他いろいろやってはいますが、

本業はジュエリーアーティスト。

20代の終わりに決心をし、ジュエリーアーティストの道へ進みました。

 

 

「お金をもらえなくても、それをしますか」

 

という質問にYESと答えられることで生計を立てたいと思いました。

その時務めていた会社の上司に「楽しく働いていきたい」と言ったら、「仕事は遊びじゃないから」と怒られたことがあります。

とても違和感を覚えました。

私は甘えでもなんでもなく、人生の大半を費やす仕事という事に、

辛いことを充てるのはおかしいと感じたからです。

また自分が楽しめてなければ最高の仕事をすることはできないんじゃないかとも思っています。

 

もちろん不安だったので、いろんな本や記事を読みました。

「やりたいことでは生きていけない」理由を探せば、それは沢山見つかると思います。

でも、それはその道を選んだ人の理由。

 

やりたいことを仕事にした方がいい理由を探せば、それも沢山あるのです。

なぜなら私の周りには、やりたいことを仕事にしている人が沢山いるからです。

 

思い出せる一番初めの衝撃は、

フロリダで出会ったスキューバダイビングのインストラクターでした。

大学の卒業旅行でフロリダに行き、あこがれだったスキューバダイビングのツアーに参加した時のことです。

あいにくの雨と風で初心者の私たちは海には出られなかったので、

ずっとプールで練習をしていました。

その時にプールで器具の使い方や潜り方を教えてくれたのが彼でした。

彼はずっとリラックスしていて、楽しそうでした。

まるで一緒に遊んでくれる近所のお兄さんみたいな。

大学を出たばかりの私には、とても仕事をしている感じには見えなかったので、

どうしてこの仕事をしているの?と聞いてみました。

前はサラリーマンをしていたけど、僕にはこっちのほうがあってる 

というようなことを言っていたと思います。

 

え?それでいいの?

 

私はそれまでの人生でも、型にはまり切れず、ぜんぜんはみ出して生きてきましたが、

それでもやっぱり、型にははまらなければいけないと思って、

大学を出て、いい会社に入って、大変だけどやりがいをもってお給料をもらって…

それが普通だと、それが働くという事だろうと思っていました。

そして、自分もそうしていくんだろうと、漠然と考えていました。

だから帰国後も就活フォーラムなどに沢山参加して、就活をしていました。

「どの会社に入るか」そのためには何をすればいいのか

という考え方でした。

そもそも、自己分析などをする際に、「就職をするために」という前提があったのです。

少なくとも、起業、フリーランス、投資家などの選択肢は初めからありませんでした。

というか、知らなかった。

 

就活はぜんぜんうまくいきませんでした。

今考えると当然だと思います。

特にやりたい訳でもないことをする代わりに、この会社は私に何をしてくれるのか

お給料なのか、いい会社に入ったという名声なのか、福利厚生なのか、安泰なのか。

そんな気持ちがどっかにあったと思います。

 

だからやっと就職が決まった大きな会社でも、

自分が何でここにいるのかも分からず、毎日を過ごしていました。

自分の気づきや才能を発揮しようとすると、必ずぶつかっていました。

 

そんな中で、あのスキューバダイビングのインストラクターのことが心のどこかにずっとありました。

その後も転職をしますが、やっぱり就職をするあたり、

雇われなければいけないと、どこかで思い込んでいたのでしょう。

 

自分のやりたいことのためには、何になればいいのか

 

本当はこの順番で考えなければいけないことに、私は30歳手前でようやく気が付きます。

いや、務めることをあきらめたと言ったほうがいいかもしれません笑

私には雇われる人生は合っていませんでした。

それからは、「雇われない生き方」、「得意なことを仕事にする」、

「好きなことをしてお金持ちになる」というような内容の本やブログを読み漁りました。

 

ジュエリーアーティストになると決めてからも、

ジュエリー系の企業に就職しようとしたあたりは、あきらめが悪いですね。

ありがたいことに、見事に全部落ち、

アルバイトをしながらジュエリーの勉強をするスタイルに落ち着きました。

そのバイトはいまも続けている手帳やさんです。

これも、私に合っているから♪

 

今はすべてが自分次第、自己責任です。

どうなっていきたいのか、そのためには何をすべきかを

常に考えて、自分で決めていきます。

 

今のスタイルが私にはあっているから。

 

もちろん大変なこともあります。

でもそれは安定と思える事を仕事にしている人たちのそれとなにも変わらないと思います。

その人たちにはそれが合っているという事。

ただ単にその人の選択だと思います。

 

どんな形であれば、自分の才能を最大限に活かして、社会に貢献していけるのか

そう考えて選んだ道ならば、きっと毎日楽しいし、いい結果につながるはずです。

何よりも、人のせいにせず、毎日を納得して過ごすことができます。

これが、やりたいことを仕事にすることと、そうした方がいい理由。

 

自分の人生はちゃんと自分で決めましょう☆

 

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