コンフォートゾーンを認識することの大切さとその脱出方法

こんにちは。

ジュエリーアーティストのちださちこです。

今日はコンフォートゾーンについて書こうと思います。

コンフォートゾーンとは

 

コンフォートゾーンは環境、人間関係、社会的地位などの、その人にとっての安心できる範囲のことです。

日本語では安心領域とも呼ばれています。

無意識でいると人はこのコンフォートゾーンの中で生きようとします。

それは本人の好む、好まないは関係なく、

今までの人生で作り上げてきたものだから。

貧乏な状態がコンフォートゾーンな人は、前向きに夢を見ながらも確実に貧乏に生きる。

お金持ちの状態がコンフォートゾーンの人は、人生お金じゃない、と言いつつも常に大金を手に入れます。

 

それがその人のコンフォートゾーンだからです。

 

コンフォートゾーンが夢や目標を邪魔する

 

凹んだお皿に入ったビー玉を想像してみてください。

ビー玉はお皿の底でコロコロしています。

ビー玉をお皿の外に出すのはとても強い力が必要です。

ちょうどこのお皿がコンフォートゾーンで、ビー玉が私たちです。

海外で活躍してみたい!と思っていても、

もっともっと仕事で結果を出して、お金を稼ぎたいと思っていても、

日本を出たことがなければ、無意識に生まれ育った場所にとどまろうとするし、

稼いだことのない額のお金を稼ぐと違和感を感じたり、全然幸せじゃない気分になったり…

生物学的に見れば、「今まで生きてきた」という事実こそが、「一番安心」な状態なのです。

私たちの夢や目標とは裏腹に、安全に生きることに重きを置く体と潜在意識は全力で変化を拒んできます。

どんなリスクが潜んでいるのか、わかったもんじゃないからです。

潜在意識(無意識)は顕在意識(意識)にも働きかけて、コンフォートゾーンを出ないためにとても巧妙に自分を納得させます。

海外は危険がいっぱいだし、

なんだかんだ言って、故郷が好きなんだよね

親のそばにいてあげたい、

人生はお金じゃないさ

今の暮らしで十分しあわせだ

などなど

それこそネガティブなことからポジティブなことまで、

都合のいい状況証拠や、感情に訴えたり、虫の知らせや、夢診断など、

良く思いつくな~と感心するくらい色々な理由を付けて、変化を拒んできます。

また、きっと反対してくれるだろうという人に、相談してみたりもします。

そして知人が変化することを拒むその人は、コンフォートゾーンにいられるように上手に説得してくれます。

 

自分のコンフォートゾーンを認識する

 

それでも、今の自分を変えたい、夢を叶えたい、目標を実現させたい、と思ったら、

まずは「自分のコンフォートゾーンを意識」してみましょう☆

収入や生活環境、仕事、などいろいろな人生のジャンルに置いての「現状」を書き出してみる。

そして過去の経験から、振れ幅も見てみてください。

最近旅行に行ってなくても、過去には結構あちこち旅行していたなら、きっとあんまり行かなくてもいいし、結構あちこち行ってもいいという、振れ幅の大きいコンフォートゾーンをお持ちです。また旅行に行きだすようになるのにそんなに大きなエネルギーはいらないはずです。

最近収入が増えてきていても、過去にめっちゃ貧乏していたなら、貧乏から高収入までそれだけ大きなコンフォートゾーンをお持ちです。どちらにも比較的簡単になれはずです。

そして今の自分のコンフォートゾーンを大体認識出来たら、

(夢や目標を叶えた後の)なりたい自分と比べてみます。

後は簡単です♪

なりたい自分に近づくように、コンフォートゾーンを変えていけばいいのです☆

 

コンフォートゾーンのシフト

 

コンフォートゾーンを出る時には必ず、怖い感じや居心地の悪い感じがあります。

でもその奥に、微かに、わくわくドキドキするような感覚もあるはずです。

卒業式で「期待と不安に胸をいっぱいにする」ような感覚です。

卒業の不安感は、先に経験した先輩たち、一緒に卒業する友達、背中を押してくれる先生たち、親、家族、

また卒業後大体起こる事の一般常識も、手伝って無事に巣立てるのですが…

むしろ卒業しないことのほうが自分のコンフォートゾーンを外れるとも言えるかもしれません。

大人になってから意識的に既存のコンフォートゾーンを脱出し、

新しい夢や目標に近いコンフォートゾーンにシフトしていくためには、

卒業の時のように、環境を整えてあげることが必要です。

①それについて沢山調べて、写真なども入手、知識や視覚的イメージを増やす

②すでにそうなっている人と過ごす、友達になる

③そうなっている自分をイメージする

要はトレーニングです。

潜在意識が、そこまで行っても大丈夫だと思えるくらい、イメージトレーニングと環境を整えてあげること。

そして怖くても、えいやーっ!とお皿を出る勇気も必要です。

そこにいない(その状態になっていない)ことのほうがおかしいと思えたら

もうあなたのコンフォートゾーンはシフトしているでしょう。

コンフォートゾーンが変わればそれに伴って、現状も変化してくるはずです☆

 

good luck!

 

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