価値観と目標の違い|フランクリンプランナー

手帳・時間管理

こんにちは。ちださちこです。

今日はフランクリンプランナーを使っている方が陥りやすいポイントでもある

価値観と目標の違いを書いてみたいと思います。

フランクリンプランナーでは、

価値観とは、コンパスであると言われています。

そして目標とは、時計です。

コンパスで自分が進む方角を決定します。

その上で、時計を使い、いつまでにどの辺まで進むかを決めていきます。

なんとなく違いが伝わりますでしょうか。

価値観とは

それではそのコンパスである、価値観について少しご説明いたします。

  • 価値観とは、既にその人が持っているものです。
  • ひとりひとり、違う価値観を持っています。
  • ライフステージや環境の変化、自身の成長によっても、価値観は変化します。

その人自身の、

人生で何を大切だと思っているのか、またその順位。

人生(○○)とはこういうものだとか、

人生(○○)をこういう風に生きたい、

人間(○○)はこうあるべきだ、など

価値観とは、その人の基本的な考え方のベースとなるものです。

そしてこの価値観が、その人の人生の全てを左右しています。

選択を迫られたとき、大切な人と過ごしているとき、仕事に置いて、

何気なく過ごしているときでさえも、その人は価値観にそった行動をしています。

価値観を明確に把握している人は少ない

そんな大事な自分の価値観を明確に把握している人は、本当に少ないです。

世間の常識や、親や上司、会社の考え方をそのままインストールしている方、

周りや環境のフォロワーになってしまっている方が少なくありません。

自己分析は多くの方が就職活動や進路決定をする際にやると思いますが、

それさえも、お目当ての企業に都合よくニュアンスを変えたりしていたかもしれません。

そして社会人になってしまうと、自己分析をする機会なんて

ほとんど皆無ですw

 

これを明確に把握し、優先順位を改めて考え直し、

自分をより幸せや成功へと導いてくれる価値観を書き出すこと。

これがフランクリンプランナーで最も大切なファーストステップと言えます。

7つの習慣の第1の習慣は「主体性」ですが、

自分の価値観を明確にし、幸せや成功に向かって再設定しなおすことが

主体的になる第一歩となります。

価値観はその人の言動から推測できる

毎日やらなければいけない仕事に追われているのに、そんなもの把握して何の役に立つのか?

「毎日やらなければいけない仕事」

→(価値観)仕事は毎日やるべきだ

→(価値観)仕事はやらなければいけない

「そんなもの把握して何の役に立つのか?」

→(価値観)仕事には個人の考え方・価値観などは関係ない

この様に、その人の言動から、

その人がどんな価値観を持っているのかが推測できます。

この人はきっととても素直で、まわりの意見を聞いてきたモーレツ社員(古)かもしれませんね。

価値観、何となくわかっていただけましたでしょうか。

価値観についてはもっともっと書けそうですが、

今日は目標との比較なので、そろそろ目標について書いていきます。

目標とは

価値観がコンパスであり、進むべき方向を決めるものだとしたら、

目標とは時計であるとフランクリンプランナーでは言っています。

つまり、北へ向かおう!と決めた後で、

ただひたすらに一歩づつ歩き始める人もいるでしょうし、

まずは北のどのあたりまで、いつまでに行くのかを決めて

年間計画~週間計画まで落とし込み、

今日やるべきことを決定する人もいるでしょう。

もちろん、言うまでもなく、計画を立ててから出発するほうがいいのですが。

そのための手帳なのですが。

目標は、どこへ向かうかではなく、どのようにいくか、その向かい方と言えます。

目標設定は価値観に根付いていないと意味ない説

ここで大事になってくるのが、

その人が立てた目標が、価値観に沿っているかどうかになってくるわけです。

年始に今年の目標を立てた人も多いとは思いますが、

価値観に沿ったものでなければ、三日坊主になるのも無理はないし、

そもそも達成しても、意味がないのです。

例えば

  • 今年こそ英会話をマスターする! アジア圏が好きな人
  • 詐欺まがいのテレアポの仕事で結果を出す! 人の役に立ちたい正直者
  • 秘書検定の資格を取得! 人に仕えるのが苦手な自由人

こんな状態は本当に幸せとは言えないですね。

アジアが好きな人は、アジアにつながる目標を立てたほうが良いのです。

将来アジアの雑貨を世界へ販売する仕事をしたい、だから英語をマスターする、

という事であれば、三日坊主にはならないでしょうし、英会話の勉強も楽しいかもしれません。

もっと掘り下げたら、英語は通訳を雇えばいいから、

自分はやっていて楽しいタイ語をマスターしよう。となるかもしれません。

目標から考えてはいけない訳

多くの手帳にあるように、今年の目標とか、まずは目標を立てましょう!

となると、先ほどのような

価値観と目標が合っていないという状態に陥りやすくなります。

どこに進みたいのか、どういう自分でありたいのかを把握せずに

進んでしまうという事は、

目標を達成したときに、ここじゃなかったと気が付くことになりかねません。

また、どこまで、どのようにという目標こそ

時代背景に左右されます。

例えば、

(価値観)家族を経済的にしっかり守りたい→(目標)あの大企業に就職する

これではもうだめだという事はリーマンショックなどを経験した方であれば明白ですね。

大企業でもいつどうなるかはわかりませんし、

年功序列や終身雇用を期待しているだけでは、

(価値観)家族を経済的にしっかり守りたいを実現できなくなってきています。

今、この価値観から目標を立てるなら、

  • 自分の才能を活かせる副業を始める
  • NISA枠で米国株を始める
  • 自分の才能を活かせる起業する

などとなるでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

価値観と目標の違い、それぞれの大切さ、伝わっていたら嬉しいです。

今回はわかりやすいように価値観も「アジア圏が好きな人」などと書きましたが、

価値観を掘り下げれば掘り下げるほど、自分の理想的なあり方、

「自分がどうありたいか」というものになっていきます。

それに伴い、具体的な目標も変わってきます。

そうなってくるとより本質的な自分に気が付き、

本当に人生が変わってくると思います♪

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ではでは。

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