ハンドメイド作家 彫金とロストワックスキャスティング|アクセサリーを自分で作りたいな~と思った時に初めに知った2つの方法

ハンドメイドジュエリー作家

こんにちは。動物ジュエリー作家のちださちこです。

主体的に自分の、マインド、健康、お金をコントロールして、幸せになるブログを書いていますが

今日は本業の彫金の話をしようと思います。

最近ありがたいことに、本業の方も安定してきました♪

 

さて、ハンドメイドジュエリーと言っても、その作り方には色々あります。

デザインだけを行い、実際作るのは業者に依頼する方法(ジュエリーデザイナー)から、

市販で売っているイヤリングやネックレスチェーンなどを使い、

市販のパーツや石をアレンジしたり、

レジン、紙粘土、布でぬいぐるみを作ってブローチにするなど、本当に様々。

でも今日は私の本業である金属のジュエリーをつくる『彫金』の方法についてです。

ジュエリーやアクセサリー自分で作りたいなぁ~って時に初めに知った彫金の2つの方法

そのふたつとは『彫金』と『ワックス』です。

シルバーやゴールドなどのジュエリーアクセサリーとなると、

金属を彫ると書いて、『彫金』を思い浮かべる方が多いと思います。

本来、金属加工には、大きく分けて3つの方法があります。

  • 金属を叩いて形を作る鍛金(たんきん)
  • 金属を彫って形を作る彫金(ちょうきん)
  • 鋳型を使って形を作る鋳金(ちゅうきん)

このほかに石留や火を入れてパーツをロウ付けしたり、磨いたりと様々な技法があります。

昔は彫師や原型師のようにそれぞれの専門家が手分けして作るのが一般的でした。

しかし、私の様な個人のハンドメイド作家は、ほぼすべてを行うので、

作業としては大きく分けて2つの方法になります。

地金を加工する『彫金』と、ワックス原型を作る『ワックス』です。

地金を加工する『彫金』

金属を叩いて形を作る鍛造(鍛金)も、ロウ付けも、石留も、磨きも・・・

とりあえず金属を扱うものをまとめて『彫金』と呼んでいます。

 

ちなみにこの『扱う金属』のことを『地金(じがね)』と言います。

ジュエリーを購入する時にも、その金属の種類を『地金』と呼びます。

この地金はなに?

10K イエローゴールドだよ

というように使います。

【彫金作業】:地金を扱う作業全般。ロウ付けなど火を使う作業も含む。

なので、この後説明する『ワックス』以外の作業は、全て『彫金作業』と呼んでます。

そして、ワックス作業は私の得意とする技術です。

鋳造~ロストワックスキャスティング

原型を作り、その型に地金を流し込んで形を作る方法を

鋳造(ちゅうぞう)』(鋳金)と呼びます。

一言で原型制作といっても、

コンピュータを使うCADや3Dプリンターとかの最先端から

葉っぱや木の実などを、そのまんま型を取っちゃうみたいな大胆な方法まで、

いろんな方法がありますが、

私は主にワックスという素材を使って原型を作り、鋳造(キャスティング)する方法、

ロストワックスキャスティングを行っています。

【ワックス作業】:ワックスを扱う作業全般。

めっちゃ簡単に言うと↓

  • ワックスで好きな形(原型)を作る
  • ワックス原型に湯道を付けて、石膏の中にいれて、焼く
  • 焼くとワックスは蒸発して、原型の形の空洞が石膏内にできる ※ワックスが蒸発してなくなる(ロストする)ので、ロストワックス。
  • そこへ使う地金を溶かしたものを流し込んで、形を作る

ちなみに私は、この鋳造作業は専門の業者に依頼しています☆

なので、私の作業は原形を作り、鋳造から上がってきたものをみがき加工する

となります。

原型制作(ワックス作業) → 鋳造(業者に依頼) → 加工(彫金作業)
↑青い石を囲んでいる青いのと、水色のリングがワックス。シルバーはまだ湯道が付いている状態の鋳造上がりのリングです。
湯道についてはこちら
https://sachikochida.com/engraving-glossary-yumichi-castingrunner/

鋳造から上がってきたオリジナルパーツを加工するのは、『彫金作業』なので、

1つのジュエリーを完成させるためには結局、

ワックス』も『彫金』も両方やる!

という事になります。

これが、今日ご紹介するハンドメイドジュエリーの2つの方法です。

多くの彫金教室でも、彫金作業とワックスの作業を分けて考えているところが多いと思います。

机や、作業エリアを分けてあったりします。

これは、ワックス原型を作る際に、金属のクズなどが混入しないため。

せっかくきれいなワックス原型を作っても、ワックス以外の異物が入っていると

鋳造がうまくいかないことがあるためです。

原型制作だけなら自宅でもできる

私は自宅の小さな工房で、

ジュエリーづくりの(鋳造以外)すべての作業をしています。

かれこれ、約10年やっているので、

少しづつ工具もそろえて、だいぶ使いやすい工房になってきました♪

でも、欲を言えばもっと、これも、あれも、ほしい!

さちこ
さちこ

ほんと、キリがありません笑

でも、ロストワックスキャスティングの原型制作だけなら、

自宅のテーブルでもできなくはないw

実はワックスにも色々種類があります。

ハードワックスを削って作るなら、削る工具だけでもイケます!

私は、ワックスペンという工具を使い、溶かして盛ったり、削ったりしながら作るので

削る工具のほかに、ワックスペンなども必要になりますが

鍛造の様な大きな音も出ないし、ガスバーナーも大きな機器もいりません。

原型を作り、鋳造と磨きを引き受けてくれる業者に頼むだけです。

でもきっとそれだけじゃ済まなくて、

自分で磨きたくなるし、

自分でロウ付けもしたくなるし、

やっぱり、きっと、キリがないんですけどねw

なので、市販のものを使うところ、業者に頼むところ、自分でやるところを

見極めるのが大切です。

 

でも、まずは原型制作の『ワックス』だけでも自宅でできるように目指して、

後は貸し工房などを上手に利用しながら

どの作業を自宅でできると良いかを見極めて

揃えていくのが、良いのかなと思います。

 

また、今回「原型を作り・・・」とさらりと書きましたが、

この原型を作るところが、やっぱり『技術』が必要なところです。

だからこそ、自宅で好きなだけ練習できる環境を整えてあげるといいかと思います。

あとは、本やネット、彫金教室などを上手に使って

技術を磨いていくのがいいと思います。

 

今日はハンドメイドジュエリーの2つの方法

『彫金』と『ワックス』について書いてみました。

 

ではでは

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